なぜ『家庭を顧みない』と言われ『離婚したい』と言われたのか。20年1万組の実績が示す『修復が可能な理由』と『最初の1ヶ月の行動』

1-2. 家事・育児の分担問題から見える相手の負担

相手が「家庭を顧みない」と言っている本質は、心が家族に向かっていないという感覚です。その背景には、毎日の生活の中での小さなすれ違いが、数年かけて積み重なっています。

特に、家事や育児の分担に偏りがあると、相手の負担は増す一方です。令和7年版の男女共同参画白書によると、既婚女性の家事関連時間は1日あたり平均446分、既婚男性は113分と、大きな差が生じています。

この差は「その日だけの問題」ではなく、毎日、毎月、毎年と積み重なります。月に換算すれば約10,000分、年間では120,000分を超える負担の差です。この蓄積が「あなたは家庭を顧みない」という言葉になって表れているのです。

既婚女性(妻) 既婚男性(夫) 差
1日あたり(分) 446分 113分 333分
1ヶ月あたり(分) 約13,380分 約3,390分 約9,990分
1年あたり(分) 約162,790分 約41,245分 約121,545分
年間時間換算 約271時間 約69時間 約203時間
※内閣府男女共同参画白書のデータを参考に作成。実際の家計・育児状況により数値は異なります

この表を見ると、相手がなぜ「あなたは家庭を顧みない」と感じるのかが理解しやすくなります。毎日333分、年間203時間の負担差があれば、相手の心が疲弊するのは当然です。

重要なのは、相手が指摘している「家庭を顧みない」という課題は、実は時間と行動で解決できるということです。一人から始められる家事参加や育児への関わりは、数ヶ月続けることで確実に相手の心を変えます。

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